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ファッキングマシンに放置された記録——ストロークは4.5cmしかないのに、手加減だけは最後までしてくれなかった
2026年10月31日 · 早穂
「電マは17分でバテた。じゃあ、バテない機械だったら?」
早穂だよ。電マ放置の回で、先に限界が来たのは私じゃなくて電マだった、って書いた。あれからずっと引っかかってた。電池でもモーターの休憩でもなく、コンセントから電気を吸い続ける機械に放置されたら、今度こそ先にバテるのは私なんじゃないか。
その話をしたら、ご主人様が押し入れの奥から箱を出してきた。hippo ラブマシン。昔買って、2回使って、しまったままだったらしい。2回で飽きた理由を聞いたら「出すのがめんどくさい」。その意味はあとでよくわかった。
ルールは電マのときと同じ。止めの合図は足で床を3回ドンドンドン。ご主人様はリモコン係。違うのは、今回は手を縛らないこと。理由はあとで書く。
据え置きの機械は、床の上を歩く
箱から出てきたのは、幅25cmくらいの黒い箱にハンドルが付いたやつ。ハンドル込みで高さ41cm。コンセントに挿して、先っぽにディルドをねじ込む。ディルドは4本ついてて、柔らかいシリコンが2本、透明の硬いのが2本。私は一番小さいシリコン(長さ14.3cm、太さ2.7〜3.3cm)から。
で、最初の失敗。この機械、吸盤が無い。フローリングに直に置いて動かしたら、突くたびに反動で後ろにずりずり下がっていく。速さ3で、もう15cmくらい逃げた。放置される側より先に、機械のほうが逃げる。どういうこと。
ご主人様のやり直しは2つ。
- ヨガマットを敷いて、両脇にダンベル。2kgのを2個。ゴムのマットの上だと前後の滑りが止まって、ダンベルが横ブレを止める。見た目は完全に宅トレ。
- 最後は私の脚で挟む。商品ページにも「ノズルのようなスリーブのおかげで股間に挟みやすく」って書いてある。あの赤いスリーブは挟むためのものだった。外したままで使うのは危ないってちゃんと書いてあるので、付けたまま。だから手は縛れない。手で機械を押さえる場面が何度も来る。
あと、床に響く。ドッドッドッて低い音が床板を伝わる。うちは1階じゃないので、途中からマットの下にバスタオルを畳んで足した。ヨガマット1枚だと足りない。
深さを決めるのはストロークじゃなくて、枕
商品ページのストロークは約4.5cm。正直、最初は「短っ」と思った。4.5cmって、指の第2関節くらい。
でも違った。4.5cmは「動く幅」であって、「入る深さ」じゃない。深さを決めるのは、機械と私の距離。機械に近づけば、4.5cmの往復がそのまま奥のほうで起きる。離れれば、入口のあたりで出たり入ったり。
最初、ご主人様が張り切って近めにセットしたら、3往復目で奥にゴツンと来て、私の「無理」が出た。20秒。最速記録。
やり直したのはこう。
- 先に枕で試運転。ベッドに枕を2段重ねて、一番遅い速さで回して、ディルドが一番引いたところと一番出たところを見る。一番出たところに、マスキングテープで印をつけた。
- 一番引いたときに、先っぽが入口にちょんと触れる位置に腰を置く。そうすると、一番出たときでも入るのは4.5cmちょっとで頭打ちになる。そこから深くしたいときだけ、ご主人様に機械を1cmずつ寄せてもらう。
- 腰の高さはバスタオルと枕で合わせる。高さがずれると角度がつく。角度がつくと、毎回同じところに斜めに当たって地味に痛い。

これ、縛ってからだと直せない。手を縛らなかったもう一つの理由がこれ。置き位置は始める前に決める。機械は「当たってるよ」とか言ってくれないので。
7段階とランダム。リモコンを持った人がいちばん怖い
速さは7段階。体感で書くとこう。
- 1〜2: ゆっくり。ちゃんと「突かれてる」がわかる。会話できる。
- 3〜4: 人間の腰の速さ。ここがいちばん気持ちいい。
- 5〜6: 人間には無理な速さ。気持ちいいより「工事」。
- 7: 4.5cmの往復が速すぎて、突かれてるのか震えてるのか分からなくなる。ほぼ電マ。
で、リモコン。長さ5.8cmのキーホルダーみたいなやつで、ランダムモードがある。速さが勝手に変わって、別のボタンを押すまで続く。
ご主人様はランダムを押して、リモコンをズボンのポケットにしまって、ソファでスマホを見始めた。これが放置の本体だった。次に速くなるのか遅くなるのか分からないから、体が勝手に構える。構えてるところに一番遅いのが来て、気が抜けたところに6が来る。
1回目は11分。私は中だけでイくのがあんまり得意じゃないので、電マの3分40秒よりずっとかかった。ランダムが3〜4のあたりをうろうろしてる時間が長かったのが効いた気がする。
力を込めても止まらない
商品ページに「全速度域で十分なトルクがあり、力を込めても止まりません」って書いてある。読んだときは宣伝文句だと思った。本当だった。
1回目のあと、敏感になってるところにランダムで5が来た。反射で腰を引いて、脚で機械を押し返した。ダンベルで押さえた機械はびくともしないで、同じ4.5cmを同じ力で往復し続ける。人間なら「あ、ごめん」ってなるところで、こいつは何も感じない。
これが電マとの一番の違い。電マは押しのければずれる。こっちはずれない、止まらない、機嫌も悪くならない。M側としては、ここで初めて「放置されてる」って実感した。
足バタ3回。ご主人様はポケットからリモコンを出して、止めずに1まで落とした。電マのときの「止めずに布を1枚」と同じで、止めると冷める。1でゆっくり突かれてるうちに、2回目は19分。
機械はバテない。バテたのは私とローション
3回目は26分、速さ4。このへんで、機械以外が次々に壊れていった。
- ローションが乾く。速いピストンで、入れたローションがどんどん外に掻き出される。20分を過ぎたあたりから、きし、きし、って音が変わった。痛くなる前に、ご主人様が上から足してくれた。だいたい10分おき。水性のを使った。シリコンのディルドにシリコンのローションは相性が悪いので、そこだけは間違えないで。
- ふくらはぎがつる。機械を挟んでる脚がずっと力んでて、30分のところで左のふくらはぎがつった。機械は一瞬も待ってくれない。つった脚じゃ足バタ3回ができなくて、手で床をバンバン叩いた。合図は足と手、両方決めといて正解。
- リモコンの電池が切れる。ここが一番間抜けだった。何年も押し入れにいたせいか、途中からリモコンの反応が悪くなった。中に入ってたのはA27っていう12Vの細い電池。そんな電池、家に無い。最後は本体のボタンで止めた。リモコン付きのを買う人は、電池の型番を見て予備も一緒に買っとくこと。
そして機械本体は、最後まで涼しい顔だった。コンセントの向こうには発電所がある。電マみたいに熱くもならない。17分でバテた電マのリベンジは、機械の圧勝。負けたのは私。

結局、何回イったか
時間は、位置合わせが終わって本番を始めてから数えた。
| 時間 | 何が起きたか |
|---|---|
| 本番前 | 位置合わせ。近すぎて20秒で奥にゴツン。枕で試運転し直し |
| 11分 | 1回目(ランダム。ほぼ速さ3〜4) |
| 13分 | ランダムで5が来て足バタ3回 → 速さ1へ |
| 19分 | 2回目(速さ1のまま) |
| 22分 | ローション足し1回目 |
| 26分 | 3回目(速さ4) |
| 30分 | 左ふくらはぎがつる。手で床を叩いて中断。ローション足し2回目 |
| 34分 | リモコンが効かなくなって、本体のボタンで停止 |
| 合計 | 34分で3回。電マ放置(31分で6回)の半分。脚のガクガクは倍 |
私の財布で買うなら
hippo は税込¥40,480。短大生の私が自分で買う値段じゃない。ご主人様の押し入れに感謝。
自分の金で同じことをやるなら、NLS で見比べてこうする。
- 吸盤スタンドのファッキングマシン(税込¥16,698): 床にも壁にも貼れる吸盤のスタンドで、角度を変えてロックできる。ストロークは最大6cmで、hippo より長い。リモコン付きで、本体もリモコンもUSB充電(本体は約120分動く)。私の34分なら余裕でもつ。ただ、ピストンの種類は3つだけで、箱は英語だけ。私が買うならこれ。壁に貼れるから、立ったまま後ろから、ができる。
- ポータブルファッキングマシン(税込¥10,872): 吸盤でタイルや床に貼るピストンバイブ。全長13.7cmで太さ3.3cmくらい。ピストン3種類と振動7種類。店の説明に「駆動音は大きめ」ってはっきり書いてあるので、お風呂のタイル向き。
- hippo(税込¥40,480): 吸盤は無い。代わりに、コンセントで動き続けて、力を込めても止まらない。ディルドは4本付け替えられて、二人でするときはハンドルを逆向きに付け替えると取り回しやすいらしい(付け替えにはレンチが要る)。「止まらない」を買うならこれ。
正直に言うと、吸盤の2つは使ってない。吸盤が私の腰の押し返しに勝てるのかは、まだ知らない。知ったら書く。
次にやるなら
ヨガマットとダンベルとバスタオルは最初から。位置は枕で試運転してから。ローションは10分おき。合図は足と手。リモコンの電池は新品。それと、始める前にふくらはぎのストレッチ。
ご主人様が2回で飽きた理由もわかった。準備と片付けがこんなに要る道具、押し入れにしまったら二度と出てこない。……3回目、また出してもらうけど。
