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ドライオーガズムで鬱になるという噂を検証してみた。
2026年4月10日
こんばんはー!リサーチ担当のクミです。
秋の花粉症がひどいです。
前にドライオーガズムで体調不良になるという噂を検証したのですが
ネットでは、ドライオーガズムにはある後遺症があるとささやかれています。
それは・・・
ドライオーガズムで鬱になる!という噂。
たしかに気持ちよくて脳内麻薬でてるっぽいし本当な気もする。
さっそく、検証してみたいと思います(`・ω・´)ムキッ
## ドライオーガズムの仕組み
まずは、さらっとドライオーガズムの仕組みを復習しましょう。
ちゃんと復習したい方はこっちへ。
なんで男性がドライオーガズムで気持ちよくなるかというと
精液を精管に通して精のう腺にたくわえているからです。
男性は、精管に精液がたまると気持ちよくなる身体をしています。
射精しないで、精管に精液がたまった状態をキープすると
ドライオーガズムにいたります。(大雑把な説明ww)
ドライオーガズムには、射精後のぐったり感がないので
何度もイクことができて気持ちいいのです!
## ドライオーガズムのとき脳内はどうなっている?

男性のドライオーガズムでは、精管に精液がたまってきたことが大脳に伝わり
ドーパミンという脳内の快楽物質が分泌されてドライオーガズムにいたります。
脳内の快楽物質は、ドーパミンの他にもあります。
有名どころだと「セロトニン」「エンドルフィン」
・ドーパミン 快感を増幅する神経伝達物質。A10とか呼ばれたりもする。
・セロトニン 落ち着きと安定感をもたらす神経伝達物質 。
・エンドルフィン 快感・多幸感をもたらす。強力な鎮痛効果がある。
ドライオーガズムのとき、おそらくドーパミン以外の脳内物質もでているのだと思います。
正直この辺は、情報が錯綜していてよくわからなかった・・・。
詳しい方情報ください(´;ω;`)
## ドライオーガズムで鬱になるの?
人がオーガズムを感じるとき快楽物質がでることは、まちがいありません。
ただ、この快楽物質、特に「セロトニン」は鬱病と密接な関わりがあります。
ドライオーガズムで鬱になる!といわれるようになったのは
ドライオーガズムで快楽物質がでるよ!
→快楽物質には「セロトニン」が含まれるらしいね。
→「セロトニン」といえば鬱に関係がある物質じゃん。
→じゃあ、ドライオーガズムって鬱になる可能性があるの!?
という流れじゃないかなーと思います。
あと、エネマグラによる前立腺開発、およびドライオーガズムの後遺症と闘い、研究するブログの影響も大きいです。
筆者の方は、ドライオーガズムのあと鬱のような症状に悩まされています。
そして、2012年に「仙骨神経障害」と診断をうけました。
仙骨神経障害になった原因は、質の悪いアナニーグッズで神経を傷つけた可能性があるそうです。
仙骨神経障害が原因で、鬱のような症状で出ていて本当に苦労をされているようです。
脳内の快楽物質は、男性のドライオーガズムに限らず
女性のオーガズムでも分泌されます。
女性がオーガズムに達しても、鬱になる!といった報告はありません。
むしろ、良い影響のほうが多いです。
このことから、ドライオーガズムをしたときに分泌される脳内物質が原因で鬱になるリスクは低そうです。
ただ、上記のブログの方のように
質の悪いアダルトグッズで、神経を傷つけた結果
身体・精神面に悪影響がでてしまった方は、他にもいらっしゃるのだと思います。
aoi嬢も、誤った肛門の扱い方をすると大変なことになるので
本当に注意をしなければいけない、と以前話してくれました。
みなさん!アナニーするときは、清潔に!質のよいグッズで!楽しみましょうね。

「セロトニンと鬱」の誤解を解く
さて、「セロトニンが出ると鬱になる」という誤解をここできちんと整理したいと思います。
まず、鬱病(うつ病)の主要な仮説のひとつが「セロトニン仮説」です。
これは「鬱病の人はセロトニンが不足している」という考え方。
つまり、鬱病はセロトニンが少なすぎるのが問題なんです。
ドライオーガズムでセロトニンが出る→セロトニンが増える→
これは鬱の方向ではなく、むしろ抗うつ方向への変化ではないか?というのが合理的な解釈です。
実際、セロトニンを増やす薬(SSRI)が鬱病の治療薬として使われていることからも、
「セロトニンが出ることで鬱になる」という論理は成立しないことがわかります。
ただし、ひとつ注意点があります。
「セックスや性的興奮の後に気分が落ち込む」「悲しくなる」という体験をする人がいます。
これは「Post-Coital Dysphoria(性交後不快感、PCD)」と呼ばれる現象です。
PCDは、オーガズム後のホルモンバランスの急激な変化によって起きる、自然な生理反応。
ドライオーガズム特有のものではなく、通常の射精後や女性のオーガズム後にも起きることがあります。
PCDの症状が出たときは:焦らず、ゆっくり深呼吸する。パートナーがいれば抱き合う。
30分〜1時間ほどで自然に落ち着くことがほとんどです。
鬱状態のときに性的活動はしていいの?
逆の視点から考えてみましょう。
鬱状態にある人が、ドライオーガズムを試すのはどうなのか?
一般的に、鬱病の症状として「性欲の低下」「オーガズムを感じにくい」が挙げられます。
鬱のとき、セクシャリティへの関心が薄れるのは自然なことです。
ただし、セクシャリティを完全に切り離すことが必ずしも回復の助けになるわけではない、
という研究もあります。
適度なセクシャルな活動が:
- オキシトシン(愛着・安心感のホルモン)の分泌を促す
- ドーパミン系の活性化につながる
- 自己肯定感の回復に役立つ場合がある
ということも報告されています。
「鬱だからセックスしちゃいけない」というルールはありません。
ただし、強迫的・依存的になっている場合は注意が必要です。
「気分を紛らわすために毎日何時間もアナニーする」という状態は、
鬱の本質的な解決にはなりません。
本当のリスク——神経へのダメージ
「ドライオーガズムで鬱」の本当の原因として可能性があるのは、
前述の通り「質の悪いグッズによる神経ダメージ」です。
仙骨神経障害や陰部神経障害は、肛門・骨盤底の神経を傷つけることで起きます。
症状として:
- 慢性的な会陰部の痛み・しびれ
- 排尿・排便の違和感
- 性的興奮の感じにくさ
- これらによる二次的な抑うつ症状
が出ることがあります。
⚠️ 安全に使えるグッズの選び方:
- 専用設計の前立腺マッサージャーを使う(エネマグラ等のブランド品)
- 素材は医療用シリコン・TPE・ABS樹脂など安全素材を選ぶ
- 突起や突起物のない、なめらかな形状を選ぶ
- ロングサイズ・ハードな素材のものは慣れてから使う
- 必ず十分なローションを使用する
この点さえ守れば、ドライオーガズムが「鬱を引き起こす」リスクは非常に低いと考えられます。
まとめ:「ドライオーガズムで鬱」は基本的に誤情報
今回の検証結果をまとめると:
- 脳内物質の仕組みから考えると、ドライオーガズム自体が鬱を引き起こす根拠はない
- セロトニンと鬱の関係の誤解が噂の源
- オーガズム後の気分の落ち込み(PCD)は自然な反応であり、鬱とは異なる
- 本当のリスクは「粗悪なグッズによる神経ダメージ」。これは適切なグッズを使えば防げる
- 鬱状態での性的活動は「強迫的にならない限り」悪いことではない
安全に・楽しく・質のよいグッズで——これが合言葉です!
ドライオーガズム、怖くないですよ!
それでは今日はこのへんで~!
--- ## 参考文献 - Bhugra, D., et al. (2010). *World Psychiatric Association International Guidelines for Diagnostic Assessment (IGDA)*. British Journal of Psychiatry. — 性的嗜好と精神的健康の関係に関する国際基準 - Bird, M. H. (2006). Sexual addiction and ADHD: Is there a connection? *Sexual Addiction & Compulsivity*, 13(2-3), 151-168. — 性的強迫性と精神的健康の関連性 - Brotto, L. A., & Goldmeier, D. (2015). Mindfulness interventions for treating sexual dysfunctions: The gentle science of finding focus in a multitasking world. *Journal of Sexual Medicine*, 12(8), 1687-1689. — 性的活動とメンタルヘルスの相互作用 --- ## あわせて読みたい - [ドライオーガズム完全入門ガイド](/articles/dry-orgasm-beginners-guide) - [「性的嗜好」と「性的指向」と「ドライオーガズム」](/articles/sexual-preference-orientation-dry-orgasm) - [前立腺の正しい位置と見つけ方](/articles/correct-prostate-location-guide)