皆様、こんにちは。
ディルでございます。
SMプレイの花形
SMと言えば、やはり縄を使った緊縛が花形ですよね。
最近はロープアートとして海外の人からも注目を集めています。
かつてはSMや緊縛と言えば、アブノーマルで、アングラなイメージがありました。
しかし、今ではSMバーや緊縛のイベントなども全国各地で見られるようになってきています。
特殊性癖の中でもメジャーな部類として、より多くの人に認知されはじめているのでしょう。
しかし、興味はあってもなかなか手が出しにくいのが緊縛でもあります。
十分な経験と訓練を積んだ者、プロとして緊縛を生業にする者が緊縛師・縄師と呼ばれて尊敬を受けるような世界です。
縄一本で手際よく美しく緊縛していくには知識も経験も必要ですし、縛る箇所ややり方によっては危険が伴います。
とはいえ、緊縛は縛る箇所や力加減さえ間違わなければ、初心者でも十分に挑戦は可能です。
まずは緊縛の雰囲気を感じてみて、興味が深まったらより本格的な技を習ってみても良いでしょう。
そこで今回は、比較的危険の少ない緊縛の種類や注意点を紹介していきます。
縛り方の種類
後手縛り
「うしろでしばり」「ごてしばり」と呼ばれる縛り方です。
胸縄や亀甲縛りなど、様々な縛り方と組み合わされる基本的な緊縛の手法です。
その名の通り、M役の身体の後ろで両手首を縄で縛ります。
身体の前や頭の上で固定されるのと違い、手や腕で身体を隠せなくなります。
よりSMらしい拘束の仕方と言えるでしょう。
なお、M役が仰向けになるような姿勢は、縄が締まってうっ血することもあるため、なるべく避けましょう。
座位や後背位のような体勢がおすすめです。
胸縄
緊縛をするなら、なにはなくとも一度は挑戦したい緊縛です。
M女のおっぱいが縄に押し出されてひしゃげる様は垂涎モノでしょう。
胸縄の縛り方は多種多様です。
胸の上と下に二筋、縄を通すのが一番シンプルな形でしょう。
個人的には、首の後ろにかけた縄を胸の間で下の縄に引っ掛けて、ブラの形をする縛り方が好みです。
股縄
これもまたSMでは代表的な緊縛のひとつです。
胸縄などと組み合わせて使うことが多いかと思います。
股の下を通した縄を腰などで縛って固定する、というシンプルな縛り方です。
陰部のところに結び目でコブを作っておくのは定番の責めのひとつです。
ただ、慣れないうちは刺激が強すぎて、肌が擦り切れたりもします。
M側の反応を見ながら、無理をさせない配慮も必要でしょう。
女性はもちろん、男性のMにも使える縛り方です。
アナルや蟻の戸渡りに結び目を当てたり、陰茎の部分を縄でどう処理するかを考えるのはきっと楽しいでしょう。
なお、裸に直で股縄を通す場合は、直接陰部に縄が触れます。
清潔にしてある縄を使い、なおかつ使用前にも陰部に触れる箇所をウェットティッシュなどで拭いておくと良いでしょう。
また、使い終わった後も陰部にあたった箇所はきちんと洗浄しておくなど、衛生面には気をつけましょう。
亀甲縛り、菱縄縛り
緊縛と言えば、やはり亀甲縛りが何より有名です。
Mの肌の上を這って食い込む複雑な縄の模様は、エロスであると同時に、まさにアートでもあります。
ちなみに、亀甲縛りと菱縄縛りは混同されがちですが、基本的には別物です。
名前の通り、亀甲縛りは亀の甲羅のような六角形を作ります。
菱縄縛りは菱形、つまりトランプのダイヤのような四角形になります。
亀甲縛りは菱縄縛りの変形とも言えるでしょう。
一見すると難しそうに見える縛り方ですが、何度か練習すれば意外と形になります。
最初は菱縄縛りから挑戦するのが良いでしょう。
亀甲縛りの六角形は形を維持するのが難しく、単純に縄をひっかけただけではプレイ中に崩れてしまうことがあります。
とはいえ、プレイの雰囲気作りとしては、それでも十分かもしれません。
両足不動一本縛り
あまり一般的ではありませんが、筆者が個人的に好きな縛り方のひとつです。
両脚を一本の棒のように固定する緊縛の方法です。
M側は両脚を固定されるため、かなり身動きを制限されます。
道具を使った放置プレイなどが定番です。
脚を閉じたまま拘束するので、特に女性がM側の場合、このままでプレイし辛いかもしれません。
屈曲位や後背位などであれば挿入は可能ですが、縄が締まりすぎないように注意が必要です。
とはいえ、不自由な中でのプレイもまた、緊縛の醍醐味と言えるかもしれません。
以前、この縛り方を試した時は、股縄と繋げてアレンジしました。
拘束された脚を曲げ伸ばしすると、股縄のコブが擦れて陰部を責めます。
最初はこっちで脚を動かして責め、最後はM女に自分で脚を動かさせました。
身体をくの字に曲げて、芋虫のように悶えながら又縄で陰部を擦って絶頂する姿はとても興奮した覚えがあります。
おわりに
緊縛は危険を伴うプレイではありますが、それだけに強い刺激と興奮があります。
もし気になった縛り方があれば、専門のサイトや本で調べてみるのが良いでしょう。
始めて緊縛をする際には、首、手首、足首、肘、膝などの動脈が集まる箇所をなるべく避けて、最初は肌に乗せるくらいの緩さからはじめましょう。
M側の反応を確かめつつ、徐々に締め付けを調整していくのがベストです。
また、プレイの最中にも思いがけず縄が強く締まることがあります。
常に縄とM側の状態には気をつけましょう。
安全に十分に気をつけて、素敵な緊縛ライフをお楽しみ下さい。
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