プライドの高い女が肉便器になるまで 第②話

この物語はフィクションです。登場する人物、団体名等、名称は実在のものとは一切関係ありません

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「服は……脱いだ方がいい?」
「どうでもいい」

 彼は本当に私に興味がないようだった。

 私はおずおずと近づき、手早くタイトスカートと黒ストッキングを脱ぐ。早くしないと彼の気が変わってしまうのではないかと気が気ではなかった。

 愛液が糸をひく下着を脱ぎ終え、彼に跨がる。

 和式便所に座るかのような体制で、徐々に腰を落としていくと、期待に満ちた雫が粘着質に滴った。

 凶悪な大きさの鬼頭が、膣をぐぐっと押し広げる。圧迫感から思わず呻いてしまうが、それと同時に甘い痺れが腰を跳ねさせる。

「ぁ……ぁあ」

 ゆっくりとした挿入に合わせて、蜜が音をたてて溢れた。

 怒張が中を進むたび、はぜるような快楽が子宮に響く。

「ぁあんっ、……高橋君、きもちいぃ……!」

 子宮口までごりごりと抉られ、めまいがするほどの悦楽に襲われる。少し出し入れすると、気持ちよさのあまり足ががくがくと震える。

 小さな絶頂の波が何度も押し寄せ、今まで感じたことのない快感まで導かれているのがわかった。

「あんっ、んっ、ぁあ……! 変になっちゃう……っ!」

 はしたない声をあげて行為に没頭していると、一切動かなかった彼がバチンと私の尻を打った。

「うるさい! 声出すんじゃねぇよ!」
「……っ!」

 叱咤され、口をつぐむ。それでも喘ぎ声を発してしまいそうになり、私は下唇を噛み締めた。

「ちゃんと動け!」

 私は潰れた蛙のような、みっともない体勢で抽送を繰り返す。

 ――どうして私がこんな惨めな思いをしなきゃいけないの!?

 理性が警鐘を鳴らすが、いかんせん彼の肉棒ががっちり膣にはまり、執拗に快楽を生み出すものだから、私はもう肉欲の虜になってしまっていた。

 ――こんなこと許されるわけがない。

 ……気持ちいい。

 ――この私には相応しくない扱いだ。

 気持ちいい。

 ――私はもっと丁重に扱われるべきよ。

 気持ちいい!

 もう何も考えられない。

「ぁ、……っ、っ!!!」

 強烈な快楽が下半身を広がり、弾ける。
 視界が白く塗りつぶされ、私は呆気なくイってしまった。

 足がガクガクと震え、へたりこんでしまう。

「勝手にイってんじゃねぇぞ! とっとと動けよ糞女!」
「ま、待って……、本当に動けないの……!」

 彼は忌々しげに舌を打つと、いきり立ったままの股間をずるりと抜く。

 その感覚に怯んでいる間に、乱暴な動作でベッドに押し付けられる。顔面を押さえつけられ、息苦しい。うつ伏せに寝かされたままでは、彼が何をしているのか検討もつかない。

 尻肉をかき分け、また挿入される。うつ伏せで足を真っ直ぐ伸ばしたまま入れられるという初めての体位に戸惑う間もなく、彼が動き出す。

 こちらへの配慮は一切ない、まるでラブドールでも相手にしているかのような独りよがりなピストンだった。

 しかし体位のせいで丁度イイところばかり絶え間なく突かれる。そうされていると、すぐに快楽は飽和量に至ってしまう。

 自然と腰に力が入りガクンと大きく揺れ動いた。――もうイっちゃった……。

 私が絶頂しようが、高橋君はお構い無しだった。

 絶頂の上に絶頂を塗り重ねるように、一回り大きくなった快楽がまた弾ける。

 もはや喘ぎというより叫び声をあげてしまいたかったが、顔面はベッドに埋もれているため音にならない。

 行き過ぎた快楽の捌け口を失い。頭がおかしくなってしまいそう……。

 「っ、んん~……!」

 また。またイってしまった。

 あまりにも激しい快楽は拷問のように思えた。腰はずっと、壊れたみたいに跳ね続け、そのたびに膣が収縮と弛緩を繰り返す。

 バカになってしまった私の股間から潮とも尿ともわからない液体がびしゃびしゃと漏れてベッドを濡らす。

 気が狂ってしまいそうだった。いや、もう狂ってしまったのかも……。

 しばらくすると、高橋君は私の体を使い終えたようだった。ビクビクと私の体の中に精子を排泄すると、手早く身支度をして帰って行った。

 もうろうとした意識が回復した頃には朝になっていて、私は惨めな気持ちで汚れたシーツを片付けた。

 部屋がいつも通りになると、彼との情事はまるで夢だったのかもと思えた。しかしベッドの横には私が取ってあげたネクタイが落ちていて、あの拷問のような時間は本当にあったのだと証明していた。

 休日を挟んで会社に出勤する。

 高橋君は私を見つけると、何事もなかったかのように爽やかな笑顔で挨拶をした。私は戸惑い、半端な作り笑いで言葉を返す。
 そんな私を見つめ、彼は「元気ないですね……。もしかして体調が悪いんですか?」と体の心配をしてきた。

 もしかして……。高橋君はやはり、私に気があるのではないかと思い至った。

 猛る思いを抑えられずにあんな行為に至ってしまったのではないか。そう思うと、私の中で全てが腑に落ちた。

 彼は私を手に入れたくてあんな乱暴な真似をしてみたのだ。それならそうと素直に言ってくれればいいのに。

 ここは年上としてひとつ、胸を貸してあげなくてはいけない。

 家に忘れていったネクタイを取りに来ることを口実にすれば、彼がまた私の部屋に来ることが出来るだろう。

 週末に飲んだときの忘れ物を預かっていると告げれば、少し悩んだのちに彼は取りに行く旨を私に告げた。

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