咀嚼中の彼女のお口にイマラチオする話

この物語はフィクションです。登場する人物、団体名等、名称は実在のものとは一切関係ありません

「それじゃ、食べてみてよ……」
「…………」
 ある昼下り。アパートの一室で俺と彼女はテーブル越しに向かい合って座っていた。なんてことはない、いつもの休日である。
 まあ、変わったことを挙げるとするなら――

「どうしたの、お腹の調子が悪いわけじゃないよね?」
「違うわよ! だた、そんなに見られてると、妙に食べづらいっていうか……」
 口を尖らせる理英(りえ)。彼女の前にはコンビニのざるそばが置かれていた。
 もう食べる準備はできているのだが、理英は割り箸を掴んだまま、食べるのをためらっている。

「そうかもしれないけど、目の前で食べるとこ見せてくんないと俺は喜ばないし」
「…………」
「誕生日プレゼントに、俺の要望に応えてくれるっていう約束だっただろ?」
「わかったわよ……!」

 ついに彼女は覚悟を決め、割り箸でそばをつまむと、つゆが入っているカップの中に入れた。
 そして、口元にそばを移動させる。
 ずずずずずずっ……!
 ようやく彼女が、そばをすする音を聴くことができた。

「ふうっ……」
 最初のひとすすりの後、息を吐く理英。
「ほら、美味しいでしょ。もっともっと食べてよ」
「そのつもりだって……」
 俺の催促に対し、わかってると言わんばかりにつまんだ蕎麦をつゆに浸すと、口元まで引き上げる。

 ずずっ……ずっずずずずずっ……!
「う~んっ、やっぱ理英がすすってる音っていいわ……」
「良かったわね……」
 正直な感想を述べると、理英は呆れた感じになる。まあ、口フェチの俺の気持ちはわかるまい。

 ちなみに麺をすすり上げる口元にも、俺は注目している。
(小さな唇がキュッとすぼまってる……ああやって、俺のチンポもしゃぶってくれてるんだよな……)
 否応なしにフェラを連想させる理英の食事風景は、男にとってたまらないものがあった。

「なあっ、できればちゃんと噛んで欲しいんだけど……」
「えっ……?」
 俺の要望に対し理英は、きょとんとした様子になり、
「そばっていうのは、噛まずに喉越しを楽しむもんじゃないの?」
 案の定反論される。こいつは生粋の江戸っ子なのだ。

「そこをなんとか……」
「……しょうがないわね。今回だけよ」
 両手を合わせて懇願する俺に対し、やれやれといった感じで承諾する理英。

 すっずっずずずずずずずっ……!
 例のごとく麺をすすり上げたあと、
 くっちゃ……くちゃくちゃくちゃ……。
 彼女の咀嚼音を、俺は耳を近づけて聴いていた。
 ごっくん……。
 飲み込まれる音が聴こえてくる。

「なんか、変な感じね……」
 愚痴りつつも、彼女は残りの分も咀嚼してくれた。
 くちゅっ……くちゅくちゅくちゅ……。
(ああっ……理英の口の中で、噛まれたそばが唾液と混ざり合ってる……)
 口フェチにとっては、たまらないサウンドであった。

 んごくっ……。
 最後の一口が飲み込まれた。
「ふうっ……ごちそうさまでした……」
 満足げな理英。その吐息が耳元に当たった。

「こちらこそ、いいもの聴かしてもらいました……」
 感謝の気持ちを表すため、仰々しく頭を下げる俺。
「まったく……俊哉(しゅんや)ったら変わってるわね……」
 呆れ気味の理英。これがいつもの反応だ。

「買ってきたのはこれだけじゃないんだ」
 まだ入っていると言わんばかりに、俺はコンビニの袋を持ち上げ、理英の眼前でゆっさゆっさと振る。
「と、言うことは……」
「そう、同じように咀嚼して、音を俺に聴かして欲しい」

 それを聞いた理英は、少しの間押し黙った後、
「もうっ……今日だけなんだから……」
 恥ずかしそうに視線を下に落とし、こくんと頷く。こういうツンデレっぽいところが彼氏としてはたまんないのだ。

「ありがとっ」
 感謝を述べた俺は袋の中から、二品目を取り出した。
「これ……にんにく餃子じゃない!」
 目の前に差し出されたパッケージを見て、理英は声を上げる。
「餃子好きだったでしょ?」
「そうだけど……にんにく入りってのがちょっと……」
 ためらいがちに呟く。年頃の女子として口臭が気になるのだろう。

「いいじゃん。口臭なら別に気にしないし……」
「そうなの……」
 少し口ごもった後、彼女ははっと気付いて、
「もしかして、あたしの口の匂いを嗅ぐために選んだの?」
「その通りっ!」
「ちょっと……!」
「じゃあ、レンジでチンしてくるね」

 理英の抗議を遮るように立ち上がった俺は電子レンジの所まで移動し、餃子のフィルムにハサミで切れ込みを入れる。
 そして、待つこと80秒間。
 パッケージごと温まった餃子を取り出し、小皿とともに理英が待つテーブルに運び込んだ。

「…………」
 無言になる理英。
「どう、美味しそうでしょ?」
「……変なこと要求されてなけりゃね!」
 そう吐き捨て、理英はフィルムを剥がして上蓋を外すと、タレを小皿に開けて餃子を割り箸でつかんだ。
 タレを付着させた後、餃子を口の中に放り込む。

 はむはむっ……。
 やけどしないように注意しながら、ゆっくりと咀嚼を開始したようだ。
 再度俺は、耳を理英の口元に急接近させる。
 そのうち、控えめな咀嚼音が聴こえてきた。

 ぐっしょぐしょぐしょぐしょっ……。
(理英の口内で、肉汁と唾液が混じり合ってる……)
 見えないものの、音で中の様子を想像するのは楽しいものだ。
 ぽりぽりっ……。
 そして時おり混じる、にんにくがすり潰される音。俺の耳に、なんとも心地よく響いた。

(理英の口の中がどうなってるか、見てみたいっ……)
 衝動に駆られた俺は、ダメ元でお願いしてみることにした。
「ストップ……!」
 俺の制止に対し、咀嚼を止める理英。

「そのまま、口開けて俺に見せて」
「…………」
(さすがに抵抗あるかな……)
 少し心配になったものの、ややあって、理英の口が開かれた。

「おおっ……」
 眼前には、咀嚼中の理英のお口の中。
 歯茎や舌といったところに、粉々になったにんにく餃子の断片が付着している。
 そして、むんわりしたにんにくの匂いが、理英の熱い吐息に乗って俺の鼻孔に運ばれてきた。

 くんくんくんっ……。
 むろん嫌な匂いではないので、俺は鼻を鳴らしで存分に嗅ぐ。
(理英の唾液の匂いとにんにくの匂いと混じり合って……なんとも香ばしいじゃないか……)
 夢中になって犬のように鼻をひくつかせていると、

「ごっくん……」
 理英は口を閉じ、餃子を飲み込んでしまった。
「はあっ……」
 口元を手で抑え、吐息が俺に当たるのを遮断する。

「いい匂いだった……ささ、もっとやって――」
「嫌よっ!」
 にべもない拒絶を受け、俺は仕方なしに次の食べ物を袋から取り出す。
「お次はオクラだっ♪」
「懲りないわね……」
 ノリノリの俺に対し、理英のテンションは下がり気味だ。
 それでもプラスチックの容器を手に取ると、上のフイルムを剥がしてくれた。

「食べるわよ……」
 俺が耳元を近づけたのを確認してから、理英はオクラに手をつけた。
 んくっ……んくんくんくんくっ……にっちゃにちゃにちゃ……。
 俺に聴かれているのを意識してか、音は控えめだった。だが、確かに口内でねばついているのが聴こえてくる。

「それじゃ、口あ~んして」
「あ~んっ……」
 素直に従ってくれるのは、早く終わらすためだろう。いずれにせよ、こちらとしては好都合だ。

「すげえっ……すり潰されたオクラが、口の中で糸引いてるよ……」
 理英のねばついた口内の様子に、俺はわけもなく感動してしまった。
「んごくっ……」
 ある程度口の中を見せた後、そそくさと飲み込んでしまう理英。さっきののにんにく餃子ほどではないにしろ、食事中の口の中をガン見されるのは、どうしても抵抗があるのだろう。

「まだ残っていたりするのかしら……?」
 理英はテーブルの上の、白いコンビニ袋を見つめた。
「その通り、あと一個だけ……」
 俺はそそくさと、コンビニ袋の中に手を突っ込み、最後となる一品を取り出した。

「最後は……納豆!」
「…………」
 俺の手の中の白い容器を、ジト目で睨む理英。
「どうしたの理英。無言になっちゃって?」
 俺が訊くと、いきなり口を尖らせ、
「なんで食事の締めが納豆なのよっ!」

「いいじゃん別に。納豆好きだったよね」
「普通はご飯と一緒に食べるもんでしょ!」
「たまには変わったことしないとね」
「せんでいいっ!」
 きっぱり言い放った後、再度押し黙る理英。やがて、
「まったく……仕方ないわねっ……食べてやろうじゃない……」
 観念した様子で、片手を俺に差し出した。

「ちょっと待ってくれ。かき混ぜるのは俺がやろう」
 上蓋をぱかんと外し、タレと辛子を取り出しフィルムを取り除いてから、割り箸を納豆に突っ込む。
 ぬっちゃぬちゃぬちゃぬちゃ……!
 猛然としたスピードで納豆をかき混ぜる。かき混ぜればかき混ぜるほど美味しくなるし、なによりも理英の口内をその分ねばつかせることができる。

「ふうっ……こんなもんか……辛子とタレはどうする?」
「いらないわよ……」
 出来上がった納豆菌の膜を見ながら、理英は片手を差し出す。
「食べるわよ……」
 手渡された納豆に、彼女は箸を付ける。
 ねっばぁぁぁっ……。
 滝のように糸を引いている納豆。少しためらいつつ、理英は口の中に入れた。、

 んくんくんくっ……んっちゃっんちゃんちゃんちゃ……。
 例によって理英の口元に耳を近づけていた俺。今回は入れている物が物だけに、咀嚼音が大きめに聴こえてくる。
(おおっ……いい感じじゃない……)
 そのうち、口内でほどよく唾液と混ざり合った音が聴こえてきた。
 にっちゃにちゃにちゃにちゃ……。

(今、理英の口の中は納豆まみれになって、ねばねばになってるんだよな……)
 その時俺に、とある考えが浮かぶ。
(この状態でフェラされたら、さぞや気持ちいいだろうな……)
 ちょっと想像しただけで、下半身に血液が集まってくる。

 にっちゅ……にちゅにちゅにちゅっ……。
 強い性的衝動が、一気にわき上がってきた。
「もうっ……我慢できんっ!」
 俺はすっくと立ち上がると、股間のファスナーを下ろす。中から、そそり勃った一物がビンと飛び出てきた。

「ふぇっ……」
 それを見た理英は思わず、口を開けて驚く。
 開かれた口内に、俺は電光石火の早業で一物を差し込んだ。
「んむっ……!?」
 両目を見開く理英。その頭に俺は両手を添え、突き入れを開始した。

 ヌチョ……ヌチョヌチョヌチョヌチョ……!
「んむ……んむんむむむむむっ……!」
 あまりにも突然に口の中にペニスを突っ込まれ、うめき声を上げる理英。
(竿の部分がねばねばの粘膜に包まれて、思った通りに気持ちいいっ……)
「んんんっ……」
 否応なしに、俺は声を漏らしてしまう。

 理英の頭を両手で自らの股間に押し付けるようにし、ぐいぐぃと喉奥目がけ男根を押し込んでいく。
 ヌッチャヌチャヌチャ……!
「んもっ……んもっんもんもっ……」
 強引なイマラチオを受け止めていく理英。見開いたままの両目から、涙が溢れてきたのが見えた。

(やべっ……いくらなんでもやり過ぎたか……)
 今さらながら罪悪感を感じていると、
「ぬっじっ……ぬじっぬじぬじぬじっ……!」
 理英の唇がうごめき、口内のペニスに唾液と納豆の粘液がすり込められた。

「んあっ……!」
 ねとねとしてべとべとの触感が、非常に心地よい。
 たまらず先端が熱くなる。
「うっふうっ……うふっ……むっじゅっ……むじゅむじゅむじゅっ……!」
 鈴口から漏れ出してきた先走り汁が、納豆の粘液とともに吸い上げられる。下品なハーモニーとともに、とろけてしまいそうな感触を亀頭に覚えた。

(これは、理英が自分からペニスをしゃぶってくれているってわけか……それなら……)
 ヌッジュヌジュヌジュ……ヌッジャヌジャヌジャ……ジュッジョジュッジョジュッジョ……!」
 遠慮なしにギンギンの男根を突き入れると、理英は舌先を絡めて喉奥へと誘ってくれる。

(すごいっ……納豆と理英の唾液がねっちょりと俺のチンポをコーティングしてる……ねばねばしてあったかくて……これが、これが納豆イマラチオ……!)
 理英の口の中で、噛み砕かれた納豆と温かい唾液と俺の一物が、混然となってとろけていくような感触。
 股間の実感が、希薄になったその時。

 ドッピュッ!
「うむうっ……?」
 尿道奥から、せり上がってくる衝動が感じられ、
 ドッピュルピュルビュルッ……ビュービュールルルッ……ドリュッリュリュリュッ……!
 続けざまの放出により、ようやく自分が射精しているという実感がわいた。

「んむむむっ……むごっ……むごむごむごっ……!」
 俺の精液を、理英はうめきながらも喉奥で懸命に受け止めていく。
 そのうち射精が終わった。
「んんんっ……ふぅぅっ……」
 びくびく震えている理英。その口内からゆっくりと、俺はペニスを引き抜いた。

「だ、大丈夫かい……」
「はあっ……はあっはあはあっ……」
 なんとか呼吸を整え、理英は返答する。
「はあっ……納豆のねばねばに俊哉の精液がねとねとからまってぇぇ……」
 理英の口内は、なんだか凄いことになっていた。

「んくっ……んくんくんくっ……くっちゅくちゅくちゅ……」
 理英は口を閉じ、分泌された唾液でどうにか口をすすぐと、
「ごっくん……ごっくごくごくごくっ……ごっくん……!」
 唾液と粘液と精液が混ざりあったものを、理英は喉を鳴らして嚥下する。

「ぷはあっ……俊哉の納豆精液、たんぱく質たっぷりで美味しいかも……」
 恍惚とした表情を浮かべる彼女は、ただただエロい。
「理英……」
「お望みなら、またしてもいいわよ……納豆フェラ……」

「……ホントっ!?」
 マジかっ! これは本当に嬉しい。
「じゃあ、さっそく今夜……」
「もうっ……」
 いつも呆れた口調ではあったものの、まんざらでもないという気持ちで、理英は彼氏に対し呟くのだった。

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