少女進化録 第③話

この物語はフィクションです。登場する人物、団体名等、名称は実在のものとは一切関係ありません

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「でも、まだこっちには挿れられないな」
 淫らな蜜にぐっしょりと濡れ、濃いピンク色に充血した幸哉の陰部を眺めながら、晴一が呟く。
「えっ……」
 このまま処女を捧げるつもりでいた幸哉は、動揺と落胆を露わにした表情で晴一の顔を見上げた。
「そんな顔するなって。」
「でも……」
「まだココ、小さすぎて。俺の挿れたら壊しそうなんだよ」
「そんなの……」
 大丈夫、とは言えなかった。
 裂けた時の痛みは想像するだけで酷い。
 まだ女としては未発達な自分の身体を甘く見すぎていたらしい事に幸哉は漸く気づき、癖の様に困った顔を浮かべた。
「今日はまだ、こっち。使っていい?」
「っ……あ、ん、」
 こっち、と晴一が触れて指し示したのは幸哉の尻の窄まりだった。
 男であった時分には、ここで繋がる行為をした。そこに触れられただけでその悦楽が思い起こされて、幸哉は、喘ぎ声とも肯定の返事ともつかない声と共に頷いた。
 一応用意しておいてよかった、と晴一はベッドのヘッドボードに用意してあったローションを手にとり、指になじませる。
 指先の体温で十分に温めたローションを、幸哉の後穴に塗りつけた。
「んぅう……っ」
 粘液の触れる感触に、幸哉の腰がぶるりと震える。
 粘液を纏った指先が、窄まりの奥に潜り込んでゆき、ーー幸哉の内側を撫でた。
 指を包み込む粘膜が引き連れる様にして蠢く。
 それは苦痛ではなく快感の合図なのだと知っている晴一は、反対の手で幸哉の癖毛を撫でながら微笑みもう一本、と指を増やす。
「っあ……、ッん、大きい…ッ」
 女性化して小柄になった幸哉の後口には二本の指は苦しすぎる程の圧迫感で、切なげな吐息が余計に上擦る。
「ここってまだ気持ちいいの?」
 圧迫感に苦しんでいる幸哉の堅い窄まりを解そうとゆっくりと指を前後させてほぐしながら、男性器の付け根にあたる部分を、ぐっと押し込む。
「……ッ!!」
 声にならない悲鳴があがった。
 その瞬間、括約筋がぎゅうっときつく締まり、晴一の指に絡みつく。
 痛みでも与えてしまったのかと一瞬不安になるものの、幸哉の表情が一気に蕩けたのを見逃さず、晴一は意地悪な笑みを口に浮かべた。
「……へぇ、気持ちいいんだ?」
「っは、ぁ……う、」
 まだ残っていた男性が感じる部分に触れられる快感に、はっはっと息を弾ませながら、幸哉の首がこくんと縦に振られる。
「……へえ。」
 視界を満たす淫靡な姿に満足げに微笑んだ晴一は、名残を惜しむ様な動きで幸哉の中から指を引き抜いた。
 そして自分も下に穿いていた衣服を寛げ、下ろすと視界と指先から感じた劣情で硬く熱く変化した自身を取り出した。もう十分勃起したそれを、手で数回しごいた後、幸哉の後穴にそれを押し付ける。
「あっ……んん、ふ……せいいちくん、」
「こっちもまだ感じるみたいだし。いっぱい感じてよ」
「……ん、」
 幸哉が首肯くのを確認すると、ローションの滑りを借りて低速で晴一の熱杭が幸哉の中に打ち込まれてゆく。
 押し拡げる様に、中を膨らんだ鬼頭で撫でていくと、幸哉の身体がしなって控えめながらも膨らんだ乳房がぷるんと揺れた。
 脚を大きく広げられた状態で、ずん、と根元まで晴一のモノを受け入れると、苦しさと共に悦びと熱が幸哉の体内を支配してゆく。
 ごつりと無骨が晴一の雄が、先程確認させられた感じる場所い打ち込まれた瞬間には、甘ったるい悲鳴すら上がった。
「っあ、あぁああっ…ひ、う、」
「あー…ナカすっごい熱い。溶けそ……」
 晴一が夢中の声で零した呟きが、身体を疼かせて、きゅん、と全身を支配する。
「うぁっ?!すご……締まるっ……」
 その疼きはそのまま晴一に伝わってしまった様だ。
「はぁ……食いちぎられそ……幸哉、感じてる?」
 腰を浅く動かしてぐにぐにと性感帯を押し上げながら幸哉に問いかけると、ぎゅっと目を閉じたままの幸哉はこくこくと何度も首を縦にふる。
「っあ、は……、あ、あっ……あ、んん…晴一くん、もっと……激しいの、欲しいよ……」
「あは、欲張り……」
 幸哉の強請る声に思わず笑いが溢れ、細く括れた腰を掴む。それは何度も身体を重ねるうちにできた、本気で犯すサインだ。
 晴一は掴んだ腰をベッドに押し付けると、そのまま幸哉の身体をベッドに縛り付ける様に押し込め、がつがつと腰を揺らして幸哉の腹の中を犯した。
「っあぁあっ……!あ、はあ……ん、んは……あぁ、」
 情欲をそのまま打ち付けられる様な快感と衝撃に、幸哉の声も大きく響く。
 喉元がそらされ、白い喉がさらけ出される。その喉元に浮かんでいたはずの喉仏は今はもう見当たらない。
「っ……ん、は……あ、っ…んん…、晴一君、」
 快感に蕩けきった表情で呆然としながら、縋る様に呼ぶ声が、二人を繫ぎ止める縁の様にも感じた。
「あー…っ、イきそう、幸哉……、イッていい?」
「っうん……、イッて、俺も、もう……っ」
「ごめん、待てないっ……っ」
 すっかり余裕を失った晴一が、思い切り奥の性感帯を押し上げて達するのと同時、相変わらず少量の蜜液を雄の名残から吹き出しながら、幸哉も絶頂を迎え、口からは悲鳴じみた声が上がっていた。

 互いに達して、呼吸を整えながら繋がりを解くと、晴一は幸哉の隣に倒れこむ様に身体を沈めた。
「お疲れ様。」
 ベッドに身体を横たえたままの幸哉が、優しく晴一の頭を撫でる。
 それに甘える様に擦り寄り、幸哉の手に自分の手を重ねて晴一が微笑んだ。
「……次は、処女をもらって欲しいんだけど」
「出来るようになってたらな。」
「思ったより早く変化してるから、きっと出来るよ」
「……だといいんだけどな。」
 幸哉はベッドに半分顔を埋めたまま、指先で晴一の目元を撫でる。
「……ねぇ、明日下着買いにいきたいんだけど、付き合ってくれる?」
「下着って……女物の?」
「そう。」
「……俺がいくと変態みたいじゃないか?」
「俺がいるから大丈夫だよ。晴一くんの好みの下着が欲しいの。」
「……そう言われると断りづらいだろ」
「じゃあ、明日ついてきてね」
 そう言った幸哉の笑みは少女じみていて、このまま彼が、彼女に変化していくのであろうことを予感させた。
 晴一は頷いて、少しの寂しさと、大きな期待にざわめく胸の奥を悟られない様目を閉じた。


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