少女進化録 第②話

この物語はフィクションです。登場する人物、団体名等、名称は実在のものとは一切関係ありません

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 幸哉の身体の変化がある程度落ち着くのに数日かかったものの、その後、二人はベッドの上で対峙していた。
 幸哉はどこか性に奔放さを感じる言葉が多いが、ベッドの上では恥ずかしがる。
 そのギャップは、何時も晴一を喜ばせた。
 男の時の服は緩すぎて、釦を三つ外せばもう、なだらかな胸の膨らみが覗いた。
「……本当に女の子になってるんだな」
「こんなことで嘘はつかないよ……」
「ブラ、つけないのか?」
「まだ、大きさが安定してないから……」
「でも透けると困るだろ」
「……うん…」
 釦をそのまま一つ一つ、外してゆきながら会話をする。
 その時間はもどかしく、二人ともどこか浮ついた気持ちが消えなかった。
 釦を外してシャツの前を開くと、柔らかく女性の形を成している上半身が露わになった。
 胸の膨らみはふっくりとそれ程大きくはなく、乳輪も男の時と同じく小さい。
 まだ発展途上なのか、元々細身の幸哉の身体で、そんなに大きくならないものなのか、今はまだ判別がつかない。
「触っていい?」
「……聞かないでいいよ。」
 改めての問いは幸哉の羞恥心を煽った様で、幸哉はふいと視線をそらしてしまう。
「それじゃあ遠慮なく」
 幸哉の恥じらう表情を見て満足した晴一は、柔らかな膨らみの先端に口付ける。
「っん!」
 幸哉の唇から、鼻にかかった声が小さく漏れた。
 その声を聞きながら、晴一は薄く開いた唇から舌を覗かせて幸哉の乳首を舐る。伸ばした舌平でゆったりと乳首の先端を撫で、ころころと転がすと幸哉の身体から力が抜けて行き、くったりとベッドの上に手がおろされた。
 まだ幼くも感じる乳房を味わいながら前方に体重をかけると、それに応じて幸哉の身体が後ろに倒れる。ベッドの上に四肢を投げ出した幸哉が、とろんととろけた視線を晴一に向ける。
「……何?」
「……普通に抱いてくれるんだな、って思って」
「幸哉だから、って言ったじゃん」
「言葉と実際はまたちょっと違うでしょ」
 口元だけではにかむ幸哉を見て、ああ不安にさせていたのか、と改めて思い至る。
 その言葉には行動で報いようと、晴一は返事はせず、もう片方の乳首を吸いながら、掌でゆったりと手を下げてゆき、すべすべとした腹を撫でて、デニムパンツの前を寛げる。腰のラインは明らかに女性のものなのに、下着は未だ男物で、まだ自分の女性性に幸哉の感情が追いついていないのがわかる。
下着の中に手を潜り込ませると柔らかな下生えの下に、小ぶりな実を、指先が見つけた。
「……あれ、まだついてるのか」
 大分小ぶりになりはしたが、まだ形は男性器のそれを、指先で嬲ると、幸哉の呼吸が一気に浅くなった。
「っ……うん……まだ、残ってる……」
「へえ、まだ気持ちいい?」
「っあ、あ……は、ぁあっ……うん……っ、きもち、いい……っ」
 『そこ』がまだ、性感帯であることは、聞かなくてもわかることだった。弄ればいじらしく硬くなり、幸哉の口からは上擦った甘い声が上がる。
 意地悪でわざと尋ねた事を理解しているのか否か、幸哉は素直に頷いて、ベッドの上で身体を悶えさせる。
「まだこっちでイける?」
「っ、わかんない……っ、けど、っは、」
「イけそうだな」
 晴一は漫然と微笑むと、小ぶりになった幸哉の雄を握る手に力を込めて手を上下に動かす。
「あぁっ……ッ、は、んんっ、ん……っ」
「ほら、頑張れって……ココでイけるの最後かもしれないだろ?」
「……ん、は……っ、あ、本当に、イきそう…」
「ん、いいよ。そのままイッて。」
 達する時のサインの様に、幸哉の足の爪先が丸められ、ぎゅっと力が込められる。
 晴一の許しを聞き入れた瞬間、全てを吐き出す様に幸哉の身体に力が篭り、背中がしなる。達したことはわかったが、幸哉のそこから吐き出されたものは極少量の透明な液体のみだった。
「はー…はぁっ……は……」
「もう精子は出ないんだな……この下は?」
 指に付着した液体を糸を引かせて弄んだ後には、ふつふつと好奇心が湧き上がってきて、幸哉の許可を得ることもなく、晴一は下着ごとデニムパンツを剥ぎ取った。
「あ……っ」
 抵抗する間もないその行動に、幸哉は一瞬焦った声を出すものの、そのまま下半身を剥かれてしまった。
「……へえ、こんな風になってるんだ」
 電気の明かりの下で露わになった幸哉の下半身は、睾丸のあった場所に小ぶりな縦割れがあり、その上に小さくなった男性器の竿が存在していた。おそらくこのまま小さくなった男性器が、クリトリスに変化するのだろう。
「そんなに見てて気持ちいいものじゃないでしょ……?」
 うう、と羞恥心に唸りながら、幸哉は股間を隠す様に脚を閉じようとする。
 だがそれを晴一は許さず、小さな割れ目を指先でなぞった。
「あっ……」
 未知の快感が幸哉を襲い、ぞわぞわと背筋を甘い感触が走り抜ける。
「すごいな、こんなに小さいのにすげぇ濡れてて」
 先程達したせいなのか、まだ出来たばかりの初々しい割れ目からはとろみを帯びた蜜が溢れていて、その周辺を濡らしていた。
「っ……俺…濡れてるの…?」
「うん、自分じゃわかんない?ほら。」
「あっ、あ……、あ、」
 幸哉が自覚出来る様に溢れた蜜を指先に纏わせて、くちゅくちゅと割れ目を擽る様に撫でてやると、開きっぱなしになってしまった幸哉の唇からは甘く感じた声が溢れる。割れ目からも休むことなく、だらだらと愛液が溢れては晴一の指先を濡らした。
 女としての初めての快感に戸惑うそぶりは見せつつも、それを拒絶することはない幸哉の様子を確かめると、晴一はそこから指を引いた。
「……え…?」
 引き潮の様に与えられなくなった快感に困惑気味に幸哉が顔をあげる。
「……そんな顔しなくてもちゃんと続きするって」
 ふ、と吹き出した晴一に、幸哉は慌てて自分の両頬を包む様に手をあてる。
「……そんな顔って……?」
「凄い残念そうな、まだ欲しいって顔」
「……意地悪。」
 頰を隠す様に押さえたまま、幸哉はじとりと晴一の顔を睨みつけた。

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