ショタ系アイドルの初☆枕営業 第②話

群衆性愛

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 そう、まだ1時間前だったんだ。

 キラキラのラメをアイシャドーに乗せて、でもステージ用メイクよりはちょっと薄め。今日のメイクは、握手会のときとよく似てる。
 アイドルするのは大好きなんだけどさ、今日はちょっと気が重い。
 そもそもオレ、カッコイイ系のイケてるボーイアイドルじゃん?
 なんで、こう。

「……んー……」
「翔くん、なんか変なとこ、あるかな?」
「や、そういうわけじゃないんスけど……」

 いやメイクに変なとこはないんだけど、変と言ったら全部変、だ。
 だって今日のオレの衣装は、ふりっふりの二段になったスカートに、ノースリーブの縁にもひらひらフリル。
 胸元にはデカくてちょっと安っぽいブローチにリボン。膝丈のぴったりしたブーツに、手首にはやっぱり大きなフリルとリボンのついた手袋。
 なんつーか、日曜朝の魔法少女ものみたい……。

「あの、新企画への売り込みって、女装じゃなきゃダメなんスか?何のお仕事?」

 流石にオレがそう聞いてみると、メイク兼スタイリストのおねーさんは、困ったような顔で笑った。

「一応先方のご希望で、この衣装でってお願いされてるんですよー。ごめんね翔くん、いけるかな?」

 ……ま、おねーさんにはいつもお世話になってるし。なんせこのちっちゃい事務所でずっと専属メイク&スタイリストやってくれてるんだもんな。
 お給料だって大したことないみたいだし……前、大手事務所とかフリーのメイクの人に「なんでアナタがそんなとこで?もったいないわよ!」って言われてたし。
 そんなおねーさんを困らせるなんて、それこそイケメンじゃないってもんだよな!

「あーごめんなさい、大丈夫っスよー。そりゃ向こうの要望が一番だし。ごめんなさい、ワガママ言って」
 そう。これは、お仕事なんだからさ。
 どんな衣装だって、オレはアイドルの御狩翔。それはやっぱちゃんと、意識していかないと、だよな!

「これで準備終わりかな?へへ、どーッスか!?」

 だからできるだけ明るく笑って、両手を広げてくるっと一回転してみせた。
 一瞬だけ。
 そう、ほんの一瞬だけ。
 見たことのない表情をしたおねーさんが、でもすぐにいつも通りの笑顔で親指立ててくれた。

「カンペキ!」
「っしょ!そりゃオレだから!イケメンアイドル御狩翔だか」
「あ、終わった?」

 思いっきり決め台詞の途中で入ってこられてズッコケそうになった。
 こ、こないだ「アイドル少年団のコント初挑戦!」みたいな企画のロケがあったから……!
 違う違う、オレが目指してるのは芸人路線じゃなくて!イケメン!路線!!

「マネージャーさんちょっとー、ノックして入ってきてよー」
「はいはいごめんごめん」
「返事が雑ッスー」

 父ちゃんよりはちょっと年下、くらいのマネージャーの目は、ちょっと泳いでるように見えた。
 でもあんまし気にしてなかった。デカい仕事のときはよく緊張してこんな感じになってるし。
 ……つーことは、これ、結構デカい仕事なのかな……?

「じゃ、プレゼンこっちでやるから」
「はーい。じゃ、行ってきまーす」
 おねーさんに手を振って、オレはマネージャーの後に続いて『プレゼン会場』に案内されたのだった。

 でも、もう、1時間どころじゃないかなぁ……。

「ほらほら翔くん、お尻がおサボりしてるよ」
「んっ、ふぁっ、ひぎゅっ! すいませんっ、がんばりゅっ、からぁっ!! ぁ、お、んぅっ……!」

 今度は脚本家のおじさんの上にまたがって、尻に自分でチンチン入れて、頑張って自分でズボズボしてる。
 キツい。基礎体力のレッスンよりずっとキツい。
 腕立て伏せなら50回だって軽くできるのに、熱くて太いチンチンが尻の中でズリって擦れるたびに、お腹にキュウッって力が入って逆に脚から力が抜けちゃう。

「翔くんにはね、まずは1クールと、それに劇場版でも主役をやってもらいたいんだ」
「はひぃっ!しゅやくっ、やりたいぃ!んっ、んぅっ!」
「お、主役って言ったら腰の動きが良くなったね。いいぞ、撮影には体力が必要だ!」
「や、る、やりゅぅっ!あくしょん、もっ、がん、ばる、からぁっ……!」
「そうそう、アクションも大事だね。アクションと演技、両方できてこそのいい主役だ」

 脚本家のおじさんの言葉にうんうん、と楽しそうに頷きながら、カメラマンのおじさんがビデオを回してる。
 テレビ局のえらいおじさんは、とっくにガウン着てタバコ吸って、にまにまオレのこと眺めてる。
 このおじさんが敵のボスとかクロマクとかやったら、超似合うんじゃねーかなぁ。

「ひゃぐっ!?」
 そんなこと考えてたら、ぺちんと尻を叩かれて、その拍子にずるっと脚が滑って腰が落ちる。
 オレの奥までずぶんっ、と勢いよくチンチンが入ってきて、先っちょで小突かれたみたいでまたお腹の奥がギュウッてなった。

「魔法少女……少年?まぁ少年か、そういうドラマだから戦闘シーンだってあるからね!このくらいでへばってたら大変だよ!」
「はぅっ!すいましぇ、んぁっ!!」
「そうそう、頑張って悪と戦うカッコイイ魔法少年になるんだ!!」

 そう、これはドラマの主役選考で、なんかワケあって魔法少女みたいなカッコに変身して戦うことになるってストーリーなんだって。
 女装だけど、カッコイイし、バトルとかアクションもあるしっ、劇場版も決まってるし……
 主役なんてチャンス、初めてだし!

「はいっ、ぁ、がんばるぅっ!オレ、まほーしょーねんで、がんばりゅからっ、あ、ぁ、も、イッちゃああああ!!」
「そうそうエライぞ!イク時はイクって言える、いい魔法少年だっ!正義の味方だっ!」

 オレの腰を掴んだ脚本家のおじさんが一気に身体を揺らしてきて、ズコンズコン奥のとこに叩きつけられて、あっという間にオレはまた目の前を真っ白にしてイッちゃってた――。

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