[su_button url=”//hentai-alliance.com/archives/8161″ background=”#0088B2″ size=”2″]第①話へ[/su_button]
二人は別々に居酒屋を出た。先に春香がアパートへ戻って、シャワーを浴びていた。
不意に風呂のドアが開き、後ろから春香は抱きしめられた。
藤沢が服を着たまま、春香の胸や股関を触りまくる。
春香は我慢出来ず、藤沢の服を無理矢理、脱がし、肉棒を口に入れた。
いやらしい音が風呂場内を包む。
ジュパジュパ、ジュルジュルと舌を激しく上下に動かしながら。
それをずっと覗き見する優子。
自分の身体を触りながら、二人の行為をずっと黙って見ている。
藤沢はそれに気付いたのか、初めから知っていたのか、春香の全裸を優子に見せつけるように、身体をゆっくり移動させながら、肉棒をずっとくわえている。
優子は興奮し過ぎたのか、自身も全裸になり、風呂場に乱入した。
春香は肉棒をくわえたまま、優子の存在に気付いたが、もう止まらない。優子は藤沢の背後に回り、ずっと藤沢の背中にキスをして、尻を触る。
藤沢は優子に激しくキスをした。舌を入れて、優子の胸を鷲掴みにする。乳首を優しく、時に強く、コリコリとつまむ。
藤沢と優子はお互い目を開けたまま、キスをする。よだれを垂らしながら、舌と舌を絡ませる。
春香は肉棒を口から離して、
『あんたも変態ね』
春香と優子は抱き合いながら、激しくキスをした。
『あんたたちのセックス、めちゃくちゃエロいんだもん』
優子は春香の耳を舐めながら言う。
二人を壁に手をつかせ、藤沢はまず春香に自身の肉棒を挿入する。優子の股関に藤沢の人差し指が激しく出し入れする。
二人は激しく声を挙げる。藤沢の腰は更に激しく動く。
春香がイクと、次に藤沢は優子に肉棒を挿入すると見せかけて、尻に肉棒をこすりつける。
『ちょうだい』
甘えた声で優子自ら、藤沢の肉棒を握りしめ、股関に挿れた。
『凄い!!気持ち良い!!』
バックで挿れられながら、優子は激しく絶叫する。
何十分も、三人で行為に及んだ。
その後、三人は一つのベッドへ沈んだ。
『ごめんね、春香。あんたの彼氏のチンチン、美味しかった』
と、恥ずかしそうに優子は言う。
『いいよ。私、こんなに自分が変態って思わなかったし、3Pもしてみたかったから』
優子の頭を撫でながら、春香は笑って言う。
『俺、3P初めてやった』
と、グッタリした様子で、藤沢は言う。
『あんたたちさ、いつも長い時間、ご飯食べてるけど、何してるの?』
と、優子は不思議そうに言った。
『私ちち二人の共通の性癖があってね。私は彼の食べる仕草って言うか、物を含もうとする瞬間の口がたまらなく好きで、たまらなく興奮するの』
と、春香は照れながら言う。
『本物の変態だわ』
と、優子は笑いながら、藤沢の肉棒をいじりだす。
『ちょっと、私の彼なんだからね。あんたも充分、変態だからね?勝手に人のアパート入って、セックスに参加するんだから』
春香は笑いながら、優子の手を優しく払いのけた。
優子はその後、服を着て帰った。
藤沢は、また興奮したのか、春香の唇や背中、うなじ、足首、ありとあらゆる部位を舐め始めた。
『性欲が止まらないんだね』
春香は笑いながら、藤沢にゆっくりキスをした。明日は日曜日。
二人は明け方までセックスを楽しんだ。
隣の部屋にいる優子は、自分の彼氏を呼び、激しくキスをし、セックスを楽しんだ。
二人は毎日のように、向き合ってご飯を食べて、興奮し、セックスをする。
基本、二人は避妊をしないでセックスをする。中出しを通算で何回したか分からない。
だが、不思議な事に春香は妊娠しなかった。
数年後、二人はめでたく結婚した。
春香は仕事を辞め、専業主婦になった。
藤沢の帰りを待ち、藤沢の為に家事をこなす。
いつしか二人は子供を欲しくなった。
が、三年経っても、五年経っても全くそれらしい兆候はみられない。
春香は産婦人科に行き、不妊治療を始めた。
生理は周期的に来てるし、キチンと排卵もしている。でも、子供は出来ない。
藤沢は悩んでいる春香を優しく抱きしめて言った。
『春香。ごめん。俺が悪いから』
『どういうこと?』
『俺、無精子なんだ』
『む、無精子?』
『うん。中出ししても妊娠しないのは、俺の中には精子がない。無精子って事。黙っててごめん。俺、先週、病院に行って調べてもらったんだ。結果、無精子って事が分かった』
『そう。分かった。でも、私はあなたを愛してる。離れたくない。ずっと一緒にこれからもいて』
と、半泣きで春香は言った。
『これからも子供がいない人生だけど、それでも良いの?』
と、藤沢は驚いた感じで聞いた。
『子供がいない人生だってあるじゃん。私にはあなたが全て。あなたと一緒に添い遂げたい』
と、キスをした。
今までで一番興奮し、一番優しく、想い出に残るキスだった。
二人はこれからも、お互いの食事の時に、口を開ける瞬間を見ては興奮し、セックスをするのだろう。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥
井上春香は地味な女だった。化粧にもファッションにも興味もなく、古臭いメガネをかけ、髪型もボサボサな女。友達もろくに出来ず、地味な学生時代を送ってきた。
が、就職し、藤沢と出会い、人生は一変した。
人を愛する喜びを得て、セックスする楽しみを得たのだから。
それ以上に自分の性癖を発見したのが大きいだろう。
食欲は性欲と同等のエロスがある。
春香が90歳で往生する際に残した遺言が全てを物語っている。
井上春香。
彼女は自分の性癖と向き合った健気な女。
後に、彼女の生き方をまとめた本を優子が出し、ベストセラーになることを春香は知る由もなかった。
完
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