浣腸排出

[小説]1話完結

制服姿が近づいてくる。幾人かの男が彼女を振り返った。
俯きがちに、マフラーに手を添えて、小走りで駆け寄ってくる小柄な少女。
寒そうに小さく震える姿は小動物を思わせた。
「お待たせしました」
はにかんだ笑顔を浮かべる。二つに結んだおさげが揺れた。
スーツ姿の自分と制服姿の彼女が並ぶと奇妙に映るかもしれない。
ホテルは使わない。専用のところもあるにはあるが、時間の制限なく彼女を愉しみたいのが常だ。
袖を結ぶように握りしめる彼女が、少し赤らんだ顔で見上げてくる。期待しているらしい。
自宅までは徒歩。後ろから息が上がる音が聞こえてくる。
効いているらしい。ゆっくりと歩を進める。
冷たい空気に扉の開閉音が響く。暗がりの室内に灯りを灯す。
二人の空間になると、少女が倒れ込むように抱きついてくる。
「もう、あの……」
肩で息をしながら、請うような視線を投げてくる。
「入れてから何分?」
問いかけると、彼女は腕時計を見る。
「もう、15分も……」
切羽詰まったような声。
「出したい?」
髪を撫でながら訊くと、涙を溜めて何度も頷いた。
太ももに手を当てると、びくりと硬直する。そのまま上へと撫であげていく。
ぞわぞわとした感触に身を震わせながら、彼女がしがみついて来て嗚咽のような声を漏らす。
「もう、本当に、だめ……」
閉じた目の端からぽろぽろと涙を零しながら、脚ががくがくと震える。
臀部に当てた手で下着を触ると、肛門の周囲に滲んでいた。
「漏れてるね」
「だって、もう、我慢出来ないです……」
見なくても分かる。彼女の肛門が僅かに開閉し、中の液体を少量ずつ吐き出しているのだ。
指で突いてやると、いやいやと鳴きながら腕を掴んでくる。
「出したいんじゃないの?」
「出したいです、けど……ここじゃ……」
まだ玄関先だった。彼女は脚をがくがくと震わせて、やっと立っているといった風だ。
人差し指を、後孔に添える。彼女の体が強張るのが分かる。自分の顔が意地悪く歪むのも。
「いや、本当に、だめ、出ちゃうから……!」
切羽詰まった悲鳴のような声が上がる。構わずに、濡れた下着ごと指を押し込んだ。
「――っ!!」
水音が響き、床に水たまりが出来る。彼女の股から脚、床へと水流が迸っていた。
嗚咽を上げながら、しゃくりあげている彼女にとどめを刺そうと、後孔に潜ませた指を前後左右に動かす。
ひっ、ひっと声を上げ、肩を揺らしながら、彼女の美しい顔が歪む。
こちらの肩に手を置いて、崩れかけた彼女の腰を支えると、スカートを捲り上げてそこを確認する。
下着には茶色い染みが臀部全体に広がっていた。
彼女の手を壁に預けると、背後に回る。下着を引き下げると、張りのあるお尻の中央で、窄まりが呼吸するように苦し気に開閉しては、汚濁を吐き出して白肌を穢している。
柔らかな尻肉を掴むと、穴の左右に親指を置き、力任せに押し広げる。
劈くような悲鳴の後、ひくついていた括約筋から力が抜け、淡い色の皺が引き延ばされていく。
残っていた汚濁をごぼりと吐き出すと、奥から黒く硬い醜悪な物体が顔を出した。
穴はみるみる直径を増していく。一週間ほどの便秘だっただろうか。
足腰を震わせながら、無理な姿勢で排泄を強いられている彼女は、額を壁に預けて頻りに擦りつけている。
最大直径に達したらしい穴の奥から、溢れるようにして粘度のある液体を纏った汚物が吐き出され、床へと落下した。
少女らしからぬ太さを持ったそれは、室内に臭気をまき散らした。
「本当に、すごいのを出すよね」
敢えて冷静な声色を作ろうと努める。呆れたような口調で、彼女の被虐芯を刺激するように。
実際にもかなりの大きさだと思う。そういった動画などは視聴するのだが、この子の「モノ」は抜きんでている。
例えるなら手首ほどもあるのではないだろうか。よく肛門が裂けないものだと思う。
「いや……言わないで……」
これだけのモノを人前で出しておきながら恥じらいを失わないのが彼女の美点だ。
床に一週間分の極太を何本も落としながら、彼女は身を捩り、肩を震わせ、すすり泣く。
こういうのが好きな変態女のくせに、何をと思わなくもないが、こういった反応を見せる少女に昂ぶりを抑えきれなかった。
排泄が終わり、床に崩れてしゃくりあげる彼女の腰を抱えると、手を高く上げ、汚れた尻を平手打ちする。
ごめんなさいと謝罪する彼女に対して、何度も何度も繰り返す。
尿道に残っていた小水を撒き散らしながら彼女は声を詰まらせ、動かなくなった。
尚も叩き続け、服の中の怒張が苦しくなるほどに勃起すると、取り払うように脱ぎ捨てて、彼女の排泄直後の後孔に宛がう。
息を飲む音が響く。
突き入れると、腰を抱えて好きに動く。極太を吐き出した直後のそこは自分のものをあっさりと受け入れはしたが、その後は絡みつくようにきつく締めあげてくる。
彼女の出したての大量の排泄物の真横で、きついゴムが竿を移動するような感覚を与えられ続け、射精に至るまではそう時間も掛からなかった。
溜めていたものを彼女の直腸に出し尽くして引き抜くと、醜い音を立てて茶に染まった白濁が吐き出された。

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