女子高生に射精管理される羽目になった惨めな俺の話

[小説]1話完結

「このヘンタイ」
そう罵り俺を見下ろす女は、まだ幼さの残る輪郭にふっくらとした唇で弧を描く。
「足りない、とかオッサンに似合わない言葉だよね」
ああ、若い子にしてみたらそうなのかもしれない。俺はあいにく変態だから、もうちんこはパンパンに張りつめて苦しさを訴えているのだけれど。
「ね、お願い……イかせてよ」
何度めかわからないこの懇願を、セーラー服の風情で彼女は厳然とはねつける。
「言い方が違うんじゃない?」
……すごく、興奮する。

彼女に援助交際を申し込んだのは至ってシンプルな理由からだ。
「やっほー」
待ち合わせの場所に少し遅れてきて、悪びれもせずころころ笑う彼女は何と制服を着ていた。
「学生さんだったの?」
「ばっか。コスプレに決まってるでしょ?」
「よくできた縫製だね」
「でしょー」
こんなノリに気さくな話し方をする彼女を、一日の終わりにホテルへ誘ってしまったのはなにも俺だけが悪いわけではあるまい。
「いくら」
「3枚でどう?」
「おっけー」
高校生のくせに、よくもこんな慣れた対応ができるものだ。上玉だな……
抵抗もせず、むしろ俺の手を引くようにしながら彼女はベッドに座った。
「服脱いだ方がいい?脱がせてくれる?」
純粋無垢にそんなことを聞いてくるので、さすがに笑ってしまった。
「いや……」
「ん?」
「俺を拘束して苛めてほしい」
高校生にさらさらと告げる言葉に、自分のエロさを自覚してしまって背徳感が増す。
彼女はふむ、と顎を摘んで、にやりと微笑んだ。
「りょーかいっす」
俺の手渡した拘束具を、慣れた手つきではめていく。ベルトは少しきついくらいに巻いてくれるところが、俺のような人間の扱いに慣れている事を物語っている。
「どう?痛い?」
わかってるくせに。
「ちょうどいいよ」
「そう」
かわいらしい声に体の芯が熱くなるのを感じる。さてこの若い子は、どう苛めてくれるのだろうか……
彼女は動けない俺の上に馬乗りになって、シャツの上から胸に手を当てた。
「もうどきどきしてるの?そりゃあそうだよね、こんな子供に縛られた挙句いじめてほしいなんて頼むんだもんね」
「いいから、下を触ってよ」
情けないが、早くも息子が反応している。体に跨る彼女の尻の後ろにある俺のものは、順調に硬くなりつつあった。
「そうだね。手も動かせないんじゃ、すっごいもどかしいよねー。でも、ちゃんと言わないとわからないな」
内ももを触りながら、彼女はそんなことを言う。
「ちんちん……触って?」
「オッサンの声で聞いても全然興奮しないなあー」
そうクスクスと笑いながら、布越しにちんこを触られる。下から上へなぞりあげるように触るその手つきは、見えなくても十分にいやらしかった。
とんとんと叩かれたり、撫でられたり、揉まれたり。俺の興奮する触り方を模索するようにしていた彼女。俺も確実に気持ち良かったが、しかし決定的な刺激は得られず切ない快感だけが腹の奥にくすぶる。
「触るって、そうじゃなくてさ」
「何だって?」
「もっと、強く」
ぞくっと、足の先から背中までが泡立った。気持ちいい。
「お願いの仕方があるっしょ?」
「お願いします……ちんこ、もっと強く」
「強く、なにしてほしいの?」
「いっぱいしごいてください……」
ふふっと笑った少女の、いや女の顔がからからと笑う。
「いいのかなあ、もっと辛くなるだけかもよ?」
「え……」
年端もいかない彼女が、なぜだか凄艶に見えた。

「あぅ、はっ、はっ」
「苦しいねえ?」
ズボンのチャックだけを下ろされ、そこから取り出された俺のイチモツ。柔な皮膚にチャックが食いこんで痛いうえ、下腹も圧迫されて辛いなんてものじゃない。
それより、もっとしんどいのは……
「いかせて、お願いします」
「んー、どうしようかなあ?」
頭が白くなる。体をよじろうとしても、締めあげられた腕と足は俺を離しはしない。
彼女は、カリ裏をきつく握ったままにびくびくと脈動するグロテスクなちんこを舐めあげた。もはやただ痛いだけの快感にだらしなく喘ぐ俺はさぞ見ものだろう。
「ちんこギンギンで痛いです、おねが、い」
苦しい息の下でそう呟くと、彼女はなにも答えず頭を動かした。きつく握る戒めはどれも外さずに、無力な俺を組み敷いている。温かで柔らかい舌が、硬く立ちあがったちんこに這う。
張りつめたちんこに、満タンに精液が詰まっていた。彼女の可憐な指が、その迸りをせき止めていた。
「どうしよっかなー」
にやにやと顔をよせる彼女は、軽く俺の耳を噛んだ。それだけでも我慢できない快感が体を貫く。
「……これ、ナニかわかるよね?」
目の前につきだされた銀色の物体。必死でピントを合わせて、見えて来たのは。
「て、いそう……帯……?」
「正解」
持ってきておいてよかったよ、なんて暢気に言いながら、こちらもさらさらと固定していく。ちょっと待って、まだ一度も……!
「あっ……ん、あ」
ちんこの根元に細い金属が巻きつき、網のような戒めが竿を覆う。無理やり抑えつけられ、叫び出したい苦しさが身を襲った。
かちゃりと小さな高い音がして、はっと意識が戻る。
小さな鍵をちらつかせて、彼女は云い放った。
「これを外したかったら、これから私の命令を聞きなさい」
……ああ、俺の読みは間違っていなかった。この子は、この人は、間違いなく。
「……はい」
俺の主人だ。

コメント