こんばんはー!リサーチ担当のクミです。
みなさん、ドラマ・漫画で話題になった「仁 -Jin-」って知っていますか?
現代のお医者さんが江戸時代にタイムスリップして
江戸時代で大活躍するお話なのですが
作中にある病気が登場します。
それは、梅毒(・∀・)
わたしには関係ないだろーなんて思っていたのですが
2013年から極端に感染報告が増えています。。。
厚労省もワザワザ注意喚起するほど。
ちゃんと知れば怖くないし、予防もできるっ!というわけで
他人事とは思わずちゃんと勉強しますよーーー!
■梅毒の歴史
【引用】猫丸ねずみの大荒れトーク
梅毒は、15世紀末に出てきた病気で
コロンブスがアメリカ上陸時に原住民女性と性行為をした時に感染して
ヨーロッパに持ち帰ったと言われています。
それ以前から似た病気はあったそうですが、死に至る病ではなかったようです。
日本における梅毒の最も古い記録は1512年です。
コロンブスがヨーロッパに梅毒を持ち帰ってから
わずか20年で日本まで感染が拡大したのは驚異的な感染力といえます。
たとえば、死に至る病として有名な天然痘は
最初の記録から日本に持ち込まれるまでは、1800年かかっています。
ヨーロッパで大流行してから日本で流行するまでの間だけで計算しても、925年。
世界中で恐れられた天然痘とくらべて
少なくとも46倍の感染力があることがわかります。(素人計算ですがww)
また、天然痘は撲滅できたけれど
梅毒は未だに撲滅できていません。
歴史上の有名人も梅毒で命を落としています。
加藤清正、結城秀康、前田利長、浅野幸長などなど
坂本龍馬も梅毒で亡くなったという説があります。
■梅毒にかかるとどうなるの?
梅毒は、トレポネーマという細菌が原因で発症します。
性行為やオーラルセックスで粘膜や傷口からトレポネーマに感染すると
感染から3週間 ~3か月で、口内炎のようなものができたり、感染部から膿がでてきたりします。
これは痛くありません。
痛かったら普通の炎症の可能性が高いですw
【引用】JSOP
感染から3か月 ~3年すると
全身のリンパ節が腫れる、発熱、倦怠感、関節痛などの症状がでます。
あと、ばら疹と呼ばれる全身性発疹が現れることがあります。
この発疹が出たからといって死ぬようなことはなく
抗生物質で原因のトレポネーマを退治できます。
【引用】梅毒性ばら疹 – meddic
実は、梅毒の特徴ともいえるこの発疹、治療しなくても消えてしまいます。
完治していないにも関わらず、症状が一旦消えてしまうのは
梅毒の怖いところですね。(昔の人は、それで治った!と思ってしまっていた)
発疹が消えると梅毒は潜伏期間に入ります。
潜伏期間は他の人に感染することはありません。
膿が出てたり、発疹が出ているときは、人に感染します。
性行為は絶対ダメですよー!!
現代では、発疹がでた段階で治療をうけることが多く
これよりひどい状態になることは、ほぼありません。
が、いちおーこの先もご紹介。
感染後3 – 10年すると
皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘍が発生します。
写真は・・・やめておきます。
感染後10年以降になると、臓器、脳、脊髄、神経まで感染し、死亡します。
昔、梅毒は死に至る病でしたが
抗生物質のある現代では、治療可能な病気です。
ですが、感染力がとても強いので感染が疑われる時はちゃんと病院に行きましょう!
■梅毒の感染経路
梅毒は、主に性行為・オーラルセックスで感染します。
HIVはキスで感染することはありませんが、
梅毒は感染力がとても強く、キスでも感染する可能性があります。
ですが、梅毒はあくまでも粘膜部(性器・肛門・直腸・口腔など)や
傷口に感染者の体液(精液・膣液・血液)が直接触れたとき、初めて感染の可能性が出てきます。
風呂やトイレを共用したからといって感染するようなことはなく
通常の日常生活の中では感染しませんのでご安心ください^^
近年、梅毒の感染数は男性が圧倒的に多いです。
同性間の性行為が原因では?と言われています。
女性だからと言ってかかりにくいという訳ではなく
梅毒をもった方と性行為をすれば感染してしまいます。
近年、母子感染の例もあったそうなので
気になる症状があれば、ちゃんと治療しましょうね。
さぁ、肛門チェックはOKですか?
大丈夫だったら、今日も楽しくドライオーガズムを楽しみましょう★
それでは、今日はこのへんで~