[su_button url=”//hentai-alliance.com/archives/10218″ background=”#0088B2″ size=”2″]第①話へ[/su_button]
「残念だったわねえ。そうだ、浜辺さん。良い感じみたいだし、この人とエッチしたら?浜辺さんのやらしいカッコみて、ビンビンみたいよ」
隣人は、奈未の後ろにオドオドと隠れながら、美也の痴態をしっかり凝視して、ジーパンに棹を立てていた。
「そんな。そんなの絶対イヤ!私帰る」
ベッドの下に散らばった服をかき集めようとする美也を見て、拓郎は怒鳴った。
「なんだよ、それ。俺の事は」
「何よ。奈未とグルになって私を騙してたんでしょ。アンタなんか大っ嫌い」
『拓郎、好き。大好きぃ…』それと同時に淫靡な声が響いた。奈未のスマホからだった。
「ふふ、安心しなよ。声だけだから。さっきまでこんな事言ってたのにねえ」
「奈未!アンタ、いつまでも私を目の敵にして。僻むのもいい加減にしてよ!」
「お言葉ですけど、拓郎君はアンタに何も嘘吐いてないよ。ただ頑張ってただけよ。勃たないってだけで拓郎君を捨てて、他人から勃つって聞いたからって彼女持ちに掌返すなんて、それでよく被害者面できるわね?」
「……アンタなんかと、話したって」
「話したくないのよね。昔からそうだったもんね?話す価値がないヤツとは話さないのよね」
美也は顔を真赤にして、服を着始めた。拓郎は、失意と怒りでその姿を眺めていたが、
「…隣人さん。良かったら美也の事襲ってもらっても良いですよ」と言った。
「え?」
美也とあばた面の隣人が、同時に目を見開いた。
「今までうるさくしたお詫び、と言っちゃなんですけど。俺は出来ないし。良かったら美也を満足させてやってください」
「ちょっと、何言ってるのよ拓郎!頭どうかしちゃったんじゃないの!?」
半裸の美也が拓郎に詰め寄ったが、拓郎は美也の手を鬱陶しそうに振り払った。隣人は、拓郎が言うが早いが、もうズボンを脱ぎ始めていて、いきり立ったペニスを向けて、美也に近付く。
「…なんだかよく分からないけど、そうさせてもらおうかな。いつも俺の側でギャーギャーバカ騒ぎされて、イライラしてたんだ…」
「ちょ、ちょっと。来ないでよ。拓郎!奈未!見てないで、助けてよ。こんなの犯罪よ…」
拓郎と奈未は、美也を無視した。
「ちょっと、ここ借りるよ…」
そう言って、隣人は美也をベッドの上に押し倒した。
「きゃあ!止めて。離れてよ、この変態」
「変態が好きなんだろ…へへ」
美也の服を再び剥ぎ取り、彼女に伸し掛かる隣人を、拓郎はボンヤリと見つめていた。
「お、お願い止めて…助けて、拓郎ぉ」
すすり泣き始める美也だが、拓郎は全く助ける気になれなかった。むしろ背徳感で少しだけ、ゾクゾクした。
「私、帰る」
奈未は言った。
「見て行かないの?」
「そんな悪趣味じゃないし」
「あ……あ……助けて…あ…」
隣人は細いが、しかし男の力に敵うはずも無い。美也は為すすべなく、隣人に組み敷かれ、唇を吸われ、陰部を弄られていた。
「こ、こんなのイヤぁ」
「…ねえ、拓郎君。終わったら美也の写真、一枚くれない?美也が父親とかに頼って仕返しされたら、私マジでヤバいから」
「うん。良いよ」
玄関に向かう奈未に、拓郎は
「ありがとう」
と言った。
「ありがとうって、拓郎君は私にムカついてないの?美也が好きなんでしょ?」
「いいや、別に…」
「拓郎君は別に、こんな事がしたかったワケじゃないでしょ」
隣人は、美也の両手を押さえつけて、挿入するところだった。隣人はゴムを付けていなかったが、美也の父親の病院には産婦人科もあるし、万一の事があっても止める必要はないだろう、と何故か拓郎は冷静に考えていた。
「や、やめて。あ、ああ!」
ゆっくりと隣人の陽根が美也の中に呑み込まれていった。拓郎は、ごくりと生唾を呑み込んだ。
「ああ、ああ」
かつての彼女が他の男に抱かれているのを見て、拓郎は興奮していた。
「まあ、違うかも知れないけど、俺は奈未に感謝してるよ。」
「ふうん。拓郎君も、ちょっと悪いヤツになっちゃったのかな。まあいいや。また遊んでね。これ、オススメのお医者さんの連絡先。EDは絶対治らない病気じゃないし、特に拓郎君は今まで正常だったんだから、一時的なモノかも知れないよ」
そう言って奈未は拓郎の切れ端を渡した。拓郎は驚きつつも、メモを受け取った。
「ありがとう…」
「別に気にしなくて良いよ」
「ありがとう。俺、奈未の事今まで誤解してた」
「気にしないで。遊んでるって思われる方が、いろいろ楽な事も多いのよ」
奈未はいたずらっぽく笑って帰って言った。
その間も、美也は隣人に犯され、激しい喘ぎ声をあげていた。
「はあっ…あ、あん…はあ」
隣人に犯され始めた当初こそ嫌がっていた美也だが、今はもう激しいピストン運動に従順になり、蕩けそうな顔で、ただ隣人に従順になっている。隣人は、今まで童貞だったのか、拓郎の視線があるにも関わらず、ベッドのパイプがどれだけ軋もうと、構わず美也に押し込んでいる。
拓郎は、奈未に約束した写真を一枚撮ると、
「美也、俺お前の事本当に好きだぜ」
と呟いた。
完
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