同じ性癖の相手と出会える小道 第③話

この物語はフィクションです。登場する人物、団体名等、名称は実在のものとは一切関係ありません

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 この街には一つの有名な都市伝説がある。
 それは『同じ性癖の相手と出会える小道』。
 夜にひっそりと現れるその小道に入れば、『自分がしたいプレイ』を同じく『誰かにされたい』と思っている相手に出会えるという。
 それがどんなに変態的な行為であっても……。

「ん?」
 日課にしている夜のジョギングの帰り道、それは俺の前に現れた。
「お、おお。久しぶりだな、これ」
 それはこの街に伝わる都市伝説。『同じ性癖の相手と出会える小道』だ。
 しかし、この小道は実際に存在するものとしてこの街に住む人間は大体把握している。
 そういうものを都市伝説と呼んでいいものか若干妖しい気もするが、まあ一般的には都市伝説という事になっている。
 そして、俺はこの小道に遭遇するのは実は二回目である。一回目は確か……5年くらい前だっただろうか。
「ラッキー、ラッキー。最近ご無沙汰だったからな……」
 あの頃から少し嗜好も変わり、求めるものも違う。
 その欲求が満たせるという期待を抱きながら、俺はその小道へと足を踏み入れて行った。

「あ……えっと、どうも……」
 道の先に現れたのは少し意外な相手だった。
 来ている服は明らかに制服だ。年の頃からするとおそらく高校生だろう。
「おおっと、君、高校生?」
「は、はいそうです……。あの、部活帰りで……」
 見て分かるほど戸惑った様子でおずおずと答える。
 ここで、ふと一つの疑問が頭に浮かぶ。
「えっと……この小道の事は知っててきたのかな?」
「あ、はい……。あの、大丈夫です。知ってます……」
 女の子の返事にとりあえず安心して胸をなでおろす。
 後腐れなく自分の性欲を満たせるこの小道での出会いだが、さすがにここがどういうところか知らずに来た子を相手にするのは気が引ける。
「それにしても、若いのにずいぶんいい趣味をしてるんだね」
 女の子の顔に掛かっていた髪をずらし、改めてその顔を見る。
 うん、若いだけあって初々しい。化粧もせずにこれなのだから将来は有望である。
「こ、ごめんなさいぃ……」
 消え入りそうな声で謝る女の子。
「謝る必要はないよ。俺だって同じ趣味だし。君みたいな若い子がそういうのに興味あるってのは嬉しいな」
 本心からそう告げる。
 そりゃそうだ。エッチな女の子が嫌いな男などいるだろうか。いや、いない。
「うぅ……恥ずかしい……」
 ついに顔を覆いしゃがみ込んでしまう。
 ま、多感な時期だからしょうがないか。
 最近の女子高生といっても遊びまわっているような子だけじゃないんだなぁ、などとオッサンくさい感想を抱きながら俺は自分の服を脱ぎ始める。
「ははっ、まあ気持ちはわかるけど、いつまでもこんなやり取りをしているのも時間がもったいないし……始めよっか」
 女の子を緊張させないように努めて明るい口調で告げる。
「……」
 それを聞いた女の子はたっぷりと数十秒沈黙した後、
「……はい」
 コクリと頷いた。

「それじゃ、お尻こっちに向けて」
「……はい」
 それから服を脱ぐのにも結構時間をかけた後、ようやく全裸になった彼女にそう声を掛ける。
 服を全て脱いだことでようやく決心がついたのか、その言葉には割と素直に従いこちらにお尻を向けてくれた。
「もう少し、足を開いて……うん、そんな感じ……」
 おそらくこういう行為が初めてであろう彼女に細かく指示をしながら、自分の指を念入りに唾で濡らし入念に事前準備を整える。
 そして、その指をゆっくりと少女のお尻に近づけていき……そのお尻の穴に深々と突き刺した。
「ああうっ!」
 自分のアナルに異物が入り込んだ衝撃に女の子が思わず声を上げる。
 さっきまでの反応合わせてウブな印象を受けるが、しかし俺はそれとは違う感触を持っていた。
「……こういうことは初めて?」
 ズブズブと俺の指を飲み込んでいくアナルを見ながら声を掛けてみる。
「はじ、初めてです!」
 息を整えるようにして慌てて答える女の子。しかし、その後に付け加えるようにぽつりと呟いた。
「だ、誰かにしてもらうのは……!」
「なるほど、自分ではよくやってるって事ね」
「んっ!」
 少女は再び顔を伏せ、こちらに表情を見えないように隠す。
 しかし、その隙間から見える耳と頬は明らかに真っ赤に染まっている。図星といったところか。
「普段はどんなのも入れてるの?」
「あひっ!」
 この様子ならまだ余裕があると判断し、指を二本に増やして尋ねる。
「ま、マジックとか……んふっ! ペットボトルの先っぽとかぁ! 入れてます!」
 指をぐちゅぐちゅを抜き差しすると、もう隠す気もなくなったらしく素直に答えてくれた。
 どうやら最早照れる余裕すらなくなってきているらしい。
「なるほど、なるほど。それじゃあ、思ったよりすんなり行けそうだね」
「え……」
 今度は指を抜き、コンドームを付けたペニスを彼女のアナルに近づける。
「……!」
「入れるよ? いいかい?」
 ひくひくと物欲しげにうごめくアナルを眺めながらあえて尋ねる。
「……お願いします」
 消え入りそうなほど小さなかすれ声だが、確かにこの子はそう呟いた。
「あっ! あっ!」
 となればこれ以上躊躇うのはむしろ彼女に失礼である。
 俺はゆっくりと無理をしないように彼女のアナルの中へペニスを突き刺していった。
「どう、入っていくのが分かるかい?」
「ふぅ-、ふぅ-!」
 ある種セクハラじみた問いかけだが、ここまで来てセクハラも糞もあるまい。
 しかし、彼女の方はアナルにあまりにも太い異物が入ってきたことに対する処理で頭の中がいっぱいの様子で、返事は帰ってきそうになかった。
 であれば、このまま続けるのがいいだろう。
「今度はゆっくり抜いてくよ」
「ん……んあっ! ああぁぁ!」
 肛門を引きずり出されるような抜き差しに彼女の呼吸がさらに乱れる。
「こうやってゆっくり出し入れすると……排泄感と快感とで頭がわけわかんなくなるでしょ?」
「はぁ……はぁ……ふぅぅぅぅ!」
 俺の言葉にもやはり返事を返す余裕はないようだ。まるで妊婦のおこなうラマーズ法のような呼吸で気を逸らし必死に耐えている。
 しかし、挿入しているとはいえ、俺はどこも彼女の動きを抑制するような掴み方はしておらず、抵抗しようと思えばいくらでもできる状態だ。
 にもかかわらずされるがままにしているという事はこのまま続けても問題ないって事だろう。
「少しずつスピードを速くしていくからね」
「ふー、ふー!」
 息を荒げながらも彼女が微かに頷く。
 やはり余裕がないだけで嫌がっているわけではない。
 俺はそれを確信すると宣言通り少しずつ腰を振る速度を速めていった。
「ふぅぅぅ、いいよ。気持ちいいよ」
 結構な速度で抽挿できるようになってきて、俺も感じてきて思わずそう呟く。
 別に答えを期待した言葉ではなかった。ただ、無意識的に出た言葉だ。
「わ、私も……」
「えっ」
「私も気持ちいい……!」
 今までほとんど意味のある言葉を発せられなかった彼女が突然口にしたこの告白に、俺の理性は一瞬で焼き切れた。
「ごめん、一気に行く!」
「えっ! あっ!」
 今までは彼女の事を気遣って行っていたピストンを、今度は俺の快楽の為のそれに切り替えて、腰を彼女の尻に向けて力強く叩き込む。
「あぎっ! は、激っ……!」
 その言葉も無視して激しいピストンで射精感を高めていく。
 自分が気持ち良ければいいという自分勝手なピストン。
 しかし、それでも彼女は感じてくれているように思えた。
「ああっ! 出る! 出るよ!」
「んっ! あっ! あっ! んんんっ!」
 再び言葉を発する余裕をなくして彼女が喘ぎ声を口から漏らす。
 その艶やかさが最後のとどめとなり、俺は射精感の赴くままに思いっきり彼女の中で果てたのだった。

「お尻は大丈夫?」
「……はい、大丈夫そうです」
 事が終わって冷静になり服を着ながら、お尻を抑えて座り込む彼女に思わずそう問いかける。
 間違いなく俺のせいであるのに、俺がこんな言葉をかけるのもどうかと思うが心配なものは心配である。
「そ、それにあの……き、気持ちよかったので、だだだ大丈夫です、気に病まないでください!」
 再び顔を真っ赤にしながらそう言ってくれる少女に、再び俺の股間が鎌首をもたげてくるが、さすがにここで二回戦を始めるほど俺は図々しくはない。
「一人で帰れそうかい? ……といっても送っていくこともできないんだけど」
「はい。もう少し休めば……」
「そっか。じゃあ……俺の方はもう行くよ」
「あ……」
 俺がいるよりも一人でいる方が何かと気が楽かと思い、そう言って立ち上がる。
「あの、今日は……ありがとうございました」
「こちらこそ、気持ち良かったよ」
 それだけ告げて、ひらひらと手を振ってきた道を戻っていく。

 名残惜しいが仕方ない。
 この小道は一期一会。
 終わったら後腐れなく分かれるのが暗黙の了解である。
 なに、またいつかこの小道に出会える日が来る。


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